大変残念なお知らせです。
ご存知の方が多いと思いますが、世界でもっとも有名なモーターサイクル デザイナーである「マッシモ・タンブリーニ」が、
一昨日4月7日に永眠されました。
タンブリーニがMV AGUSTAをはじめてデザインしたのがF4。
このF4が初公開された1997年ミラノで、世界中があっと驚く美しいデザインを創りだし多くの称賛を浴びました。
その後、イタリアのオートバイ産業を現地位にまで向上させ、MVアグスタ、カジバ、ドゥカティー、ビモータをブランドとして成功させた功績は言うまでもありません。
ご逝去のお知らせを受け、弊社一同心よりご冥福申し上げます。
MV AGUSTA本国ウェブサイトより、リリースされたもの(和訳)になります。
さようなら、マッシモ・タンブリーニ
バレーゼ、2014年4月7日 リリース
昨日、世界で最も偉大なモーターサイクル・デザイナーとして知られるマッシモ・タンブリーニが長い闘病生活の末、70歳でその生涯に幕を閉じました。
タンブリーニは13年間に渡り、サンマリノにあるCRC(Centro Ricerche Castigliono)にてMVアグスタの設計・技術部門の責任者を努め、前MV AGUSTA社長 故クラウディオ・カスティリオーニと共にキャリアの殆どをCAGIVA, Ducati, MV AGUSTAのデザインに捧げてきました。
そして、そのどれもが世界で最も美しいオートバイと称されています。
その中でもオートバイ愛好家が傑出したモデルとして真っ先に挙げるのはMV AGUSTAのF4とBRUTALEです。
現MV AGUSTA社長のジョバンニ・カスティリオーニはこう語っています。
”マッシモ・タンブリーニは、オートバイ産業の中でまさにレジェンドと言える存在の一人でした。
彼の情熱、意欲、そして意志の強さを私は忘れません。
彼は偉大なデザイナーでしたが、それ以上に何よりもオートバイを愛してやまない人でした。
彼は大いなる遺産を我社に残してくれましたし、これからも史上最高のオートバイの偉人の一人として名誉ある地位を保ち続けることでしょう”
”その独創的直感と細部にまでこだわった完璧さは色褪せず、今後もずっと彼の名前は語り継がれることと思います”