先日Facebookでもご報告しましたが、3月13日に開催されたWorldSSPチャンピオンシップタイラウンドで、J・クルーゼル(MV AGUSTA F3 675)が今季初優勝を飾りました。
土曜日のポールポジション獲得から日曜のレースまで、クルーゼルが完璧なレースで勝利を得ました。クルーゼルは好スタートを切り、ジェイコブセン、ソフォーグルらと激しいバトルを展開。激しいバトルはレースを通して続きました。ジェイコブセンの背後をキープしていたクルーゼルがついに抜き去り、そのままトップチェッカー。
L・ザネッティも良い走りを見せていました。セットアップに軽い問題がおきて16番グリッドでしたが、MV AGUSTA F3 675で激しい追い上げを展開。レース中盤も良いタイムを叩きだし、順調に走行して8位でチェッカー。貴重な8ポイントを獲得しました。
J・クルーゼルは「とても幸せです。なぜなら勝利を掴むまでの時間が長くてハードでしたから。背後にいた2台のカワサキも激しく追い上げているのが分かっていましたけど、私はジェイコブセンだけに集中しなくてはいけなかったんです。私はそれをやり遂げました。多くの人達に感謝したいです。昨年のタイは不運でしたからね。本当に勝ちたかったんです。我々はランキング3位にいますが、次のアラゴンではこの最高な週末を繰り返せればいいと思っています」とコメントしています。
一方WorldSBKにF4 RCで参戦しているL・キャミアは、Race1、2共に11位でフィニッシュ。グリッド位置が悪かったにもかかわらず、トップ10に迫る走りを見せたキャミア。
「とてもハッピーですよ。シャシーも最高でしたし、私の走りも良かったです。残念ながら私たちは予選中にいくつか小さな問題に苦しみ、予選のグリッドは良くありませんでした。とにかくここタイで素晴らしい仕事をしたことは、私たちが正しい方向に進んでいると感じますので、本当に幸せです。アラゴンでは良い結果を出せるチャンスと捉えていますよ」
4月1-3日に開催される第3戦アラゴンでの、MV AGUSTA Reparto Corseの走りに注目してください!