MV AGUSTA JAPAN

MONITOR PRICE CAMPAIGN

MVアグスタモニターの試乗レポート

MVアグスタモニタープライスキャンペーンに参加された方々の試乗レポートをご紹介いたします。

古澤卓万さん

TURISMO VELOCE 800 LUSSO

バイクブーム真っ只中の1980年代半ばに乗り始めてかれこれ30年を越えました。。これまで20台程度、2ストやオフロードにはまっていた時期もありますが今は大型バイクばかりになりました。Brutale 910Sが最初のAgustaでした。(10年前ですが)。現在はVeloce以外にAgusta F4 RC、Brutale Corsa、Ducati 748R、Ducati Multistrada 1000S DS、MotoGuzzi V11 LeMans Rosso Corsaの計6台です。時間の制約で主に半日程度の近距離ツーリングが主な用途で、普段は伊豆半島、房総半島、箱根富士エリア、甲府山梨エリア、あたりをうろうろする程度です。Veloceはポジションも楽でしかも速いので普段より遠いところまで足を伸ばしてみたいですね。

Vol.1

2016年8月7日、暑くなりそうな日曜日の朝、UMEDIA湘南にてTursimo Veloceが無事納車と相成りました。その後の一週間で550km程走行しましたので最初の「主観」レポートをします。
購入に至った経緯ですが、5分ほど試乗車に乗ったことはあるものの、そもそもデザインが発表された時点でひとめぼれしていたバイクで、試乗は意志確認に過ぎませんでした。さらに言えば、今回のモニタープライスキャンペーンがとどめの一撃になったものの、おそらくキャンペーンに関係なくいつかは自身の愛車にしていたことでしょう。
4気筒のMVアグスタも所有しており、繊細でありながら荒々しさを併せ持つエンジンを楽しんでいます。3気筒では以前トライアンフのタイガー1050に乗っていたことがあり、Tursimo Veloceが2台め。ツアラータイプのバイクという意味ではDucati Multistrada 1000S DSからの乗り換え(増車)です。

イタリアンデザインのすばらしさのひとつは、写真では伝わらない妖艶ともいえる車体のライン、だと常々思っています。バイクもクルマもイタ車好きを自認していますが、工業製品としての完成度はMade In Japan やドイツ製品の質実剛健さに劣る部分があることに異論は挟みません。ただなんというか、「そういうのいいや」と思わせる艶っぽさはイタリアンが立っています。このTursimo Veloce も例にもれず。実車は写真で見るより数倍「グッ」と来ます。今回選んだパールホワイトのボディカラーも綺麗です。フレームの赤が際立ちますね。
納車翌日に早速ミニツーリング。東名の大井松田から山北、丹沢湖あたりをうろちょろ。さらに沼津まで移動し伊豆半島を下って伊豆スカイラインへ。実質的な初乗りで約200kmを高速・ワインディング・市街地おりまぜて走ってみた第一印象は・・・とにかくラク。翌日には早朝交通量のほとんど無いターンパイク、さらにお盆休みで渋滞する中もしばらく走ってみました。

一週間550kmを付き合った現時点での評価です。
車体=大きさは感じます。ノーマルシートでは両足が爪先立ち。(ちなみに177cm 、75kg です)ただし走り出してしまえば大きさは苦にならず、ヒラヒラ感があっていい感じです。取り回しもハンドルが高く切れ角十分でラクだと思います。
ポジション=ラクです。ステップ位置が前過ぎると感じることがありますので、もう少し乗って様子を見てみます。
エンジン=慣らしでせいぜい5000回転までしか回してませんが、十分なパワーとトルク。早く慣らしを終わらせて上を体験したい! 気になる振動などもなく、気負わず乗れる味付けです。が、十分速い。低回転でもごりごり、っとしたトルクを感じさせます。

気になる点=ギヤの堅さですが、試乗車ではこんなことは無かったので、単にアタリが出てないだけなのか、オイルの影響もあるのかもしれません。オートシフターはある程度のペースで走っているときは気持ちよくギヤチェンジ出来ます。低速時はついついクラッチを使ってしまいます。
総合評価するにはまだ付き合いが短いですが、最初の邂逅としてはとても気に入っています。走りはもちろんですがやっぱりデザイン、見れば見るほどいい感じ。多機能メーターの最先端のさまざまな機能は使いこなせてません。コンピューター制御の部分が増えていくこの流れはもう止まらないのでしょうか。賛成でも反対でもありません、結局乗ってみて楽しいと思えるのが一番。
Turimo Veloceは間違いなくいいバイクです。

Vol.2

しばらく仕事の関係や週末ごとにやってくる(!?)台風の影響で乗れない日々が続きましたが、9月も半ばにさしかかろうかという頃に晴れ予報の一日。そこに照準を合わせてVeloceを連れ出しました。
出発時の総走行距離が650キロ、今日で1000キロ突破だ、と気合十分で・・・と言いたいところでしたが、前夜に乗り継ぎと待ちを合わせて20時間ちかい空路移動をした上に睡眠不足で目覚ましを仕掛けた4時に起きることが出来ず、すでに明るい空のもとエンジンに火を入れたのは6時前でした。

いつも自然に箱根・伊豆方面に足が向いてしまうのですが、この日はしばらくぶりに房総半島を回ろうと思い、神奈川某所をスタートしてから横浜新道、首都高と走らせます。
まだ大丈夫だろう、と高をくくっていたアクアライン。入り口手前からびっしり渋滞でした。以前房総方面にひんぱんに出かけていた頃はこの時間帯はすいすい走れたのになあ、と思い返したところで前方に連なるテールランプの列が減るでもなく、仕方ないので現実を受け入れることにして、それでもちょっとだけすり抜けでバイクの優越感を味わったりもしました。海ほたるまでびっしりの渋滞でしたが海上に出ればスムーズに流れ始めて、あとは海沿いのいつものルート。

房総半島に入ってからは特に目立つ渋滞もなく、空は青く、雲は夏の形をとどめて気温も30度を超えました。R16、R465、R127内房なぎさラインを軸に、きまぐれに脇の県道市道に足を踏み入れて富津の海辺、JR内房線の駅などを背景に写真をとったりしながら館山へ。さらにR410フラワーラインをいい感じのペースで走りながら千倉の道の駅潮風王国に到着。個人的に好きな道の駅で、普段はここで折り返すことが多い。どうしよう、鴨川あたりまでさらに足を伸ばそうか、とも思ったものの前夜までの移動の疲れも出てきたので素直に折り返すことにして、ただそのまま往路をなぞっても退屈なので道を変えながら浜金谷まで。自分の体力に正直でいよう、と決めてフェリー乗り場に行きいそいそとチケットを買い求めました。

乗船開始まで20分ほどあり。ここで28時間ほど何も食べていないことを思い出して、乗り場のみやげ物屋の奥にみつけた日本の誇るファストフードの立ち食いそば屋でかき揚げそばを注文。揚げたてあっつあつのかき揚げはイカがごろごろ入ってそこいらの立ち食いそばよりはグレード一段上でした。

浜金谷から東京湾を突っ切って対岸の久里浜までは35分の船旅。食後の休憩にはちょうどいい長さ。近距離短時間でも船旅はそれ相応の情緒があり、空は青くて雲は白くて、とってもいいツーリング日和。

横須賀市に上陸後は高速を使ってR1に出ますがここでまた大渋滞に。しばらくは耐えていたもののクラッチ操作で左手が痛くなってきたのでわき道に出て初めて走る道をナビを頼りに走って15時過ぎに無事帰着。休憩時間やフェリー移動の含めて9時間半、300キロ以上の距離を刻んで慣らしと決めた1000キロまであとわずかのところまできました。次に乗れそうな日が決まったらディーラーに作業予約を入れて初回点検に出そうと思います。アクセルを開けるのが楽しみです。

Vol.3

納車されたのは夏、季節でエンジンの熱気と上限近くにとどまったままの水温計を見ながら慣らし走行を楽しんでいた。蝉の声が止むころに1000キロを超えたが時間がなくて初回点検に出せたのは初秋、キャンペーンの特典でいただいたMotulオイルに交換して回転数の制約からはとりあえず解放された。 なのに、これから本領を味わおうと思いながらもその後なかなか週末に時間が取れず距離も伸びがとまったまま冬を迎えて年を越してしまった。
この冬最大級の寒波が襲うとニュースでしきりに騒がれた2017年1月半ばの週末。関東地方は夜中の最低気温が零下になり日が昇っても気温が上がらない厳しい寒さに見舞われたが、そんな中意を決して(!?)5時起きでしばらくぶりにVeloceを連れ出した。いつもは走り出しの数分低速走行することで暖気をするが、あまりに寒かったので出発前に三分ほどアイドリングで暖気運転。

さて、この寒さの中どこに行こうか、と思いめぐらせながら人間の方もしっかりと着込んで防寒対策。回転数の制約がなくなったものの最近のバイクは驚くほどの高性能で回さなくても十分に交通の流れに乗れてしまうのも自明、そんなわけでまだほとんど本来のパワーを味わっていない。
夜が明けない道路にVeloceを連れ出したとたん、首の隙間から入り込む寒風にぞくっとする。寒い。夜明けまでにはしばらく時間があるからきれいな朝焼けが見れるところを目指してみようか、と湘南海岸方向にステアリングを切った。

これまでに少なくない台数を乗り継いできたけれどグリップヒーターの装備されたバイクは実は人生で初めて。冬の時期、手はウィンドストッパーのインナーグローブの上にゴアテックスのウインターグローブを重ねるという組み合わせで、大抵はこれで何とかなってきたがこの日の寒さは半端ない。
初めて使うグリップヒーター、いきなり三段階の最強にしてみる。今や多くのバイクに新車から装備されていたり後付けの商品もいろいろ出ているみたいだが、今まではあえて興味の対象にしていなかった。硬派な乗り物にそんなものいらない、なんて思いがあったのかもしれないが、とにかく自主的に歩み寄ろうとはしなかったグリップヒーター。新車から装備されているとはいえ納車が夏だったこともありその存在さえほぼ忘れていた。なのに・・・温度が上がるまでしばらく時間がかかるものの、何なんだこの快適さは!一度味わってしまったらもう戻れない。ウインカーを兼ねたハンドルガードと相まってこれはもう無敵だ。少なくともこれまでの指先の辛さがウソみたいに解消された。今バイクの必須グッズは?と聞かれたら間違いなくETC車載器とグリップヒーターを挙げるだろう。

さて、肝心のツーリング。神奈川の海沿いを走る134号線から西湘バイパスに乗るあたりで空が明るくなってきたので国府津PAに入ってぼんやりと海を眺める。冬は空気が澄んでいて、空には雲が多いが複雑な形で立体的に入り組んだ造形に朝日のオレンジが映えて荘厳な美しさ。黒かった海面が徐々に空の色を映してきらきらし始めて見入ってしまう。寒い中しばし憩いのひととき。自販機のホット缶コーヒーは掌の中でものの数分で冷めてしまうが、気温がまだ2~3度しかないんだから仕方ない。コーヒーを飲むその行為と雰囲気に自己陶酔してるだけで心は満たされる。早起きして布団の誘惑を断ち切って出てきて良かった、と思うひとときだ。

箱根は道路凍結の恐れもあったので山には上らずにしばらくあてもなく平地をうろうろする。慣らしを終えてエンジンオイルを交換した時点でエンジン添加剤のRan Up Motoを入れた。慣らしを終える程度に走ってあたりがついてきたのか、オイルを換えたからか、添加剤がスペックにうたう通りの効果を発揮してくれているのか、おそらくはすべての組み合わせだろうか、エンジンはすこぶる調子がいい。乗る側のライダーには厳しい冬の寒さも内燃機関にとって冷たい空気は都合がいいのだろう。
下道を100キロほどあてもなくうろうろしたあとの帰路、上の方まで回してみたくて高速道路を使った。東名の上り線はまだ渋滞とは無縁の時間帯。実際のところ交通の流れに乗って走っている分には大概のところで4千回転もあれば必要にして十分。が、高速道路での追い越しで躊躇なくアクセルを開けた時のスパーンと切れ味いい加速は気持ちいい。怖さを感じるほどのスピードには達していない、あくまでも追い越しのための数秒の全開。800cc三気筒エンジンは心地よい排気音とともに小気味よくアクセルに反応してくれる。フェアリングの防風効果もちょうどいい感じ、ポジションは楽、大柄な車体も動いてるときは気にならない。そして乗り始めの頃に気になっていたギアの入りにくさ以前ほどの煩わしさはなくなってきてこれまたいい感じだ。

半日にも満たない、そしてツーリングと呼ぶにはお粗末なお散歩だったが冬にバイクに乗る楽しさをVeloceと満喫できた至福の時間だった。春にはまだ少し時間があるが寒さに負けて引きこもらずにこの季節しか味わえない冷たい空気を楽しみに週末のお出かけを思ってにやつく今日この頃だ。


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